皆様コンニチハ。鹿児島は既に入梅しましてスッキリしない天気が続いています。
皆様の地域は如何ですか????
さて、今回の現場自慢は予告どおり、【桜島】の現場の自慢!になります。
桜島は、今なお活動を続ける活火山ですが、昨年度896回の爆発を繰り返しており、本年も既に400回を越える爆発を記録しております。
その様な島(実は陸続きなので正式には島ではございません)での、現場になりますので他の現場にはない苦労が多くあるのではないかと思います。
今回は、九州地方整備局 大隅河川国道事務所発注の 桜島管内砂防設備改築工事を担当された株式会社渡辺組の冨永監理技術者様に私前田がお話をお聞きしました。
【今回の現場はどのような工事になりますか?】
施工場所の、春松川は桜島の南西を流れる水無し川です。その水無川にある、春松川1号堰堤・2号堰堤の老朽化にともなう改築工事になります。
昭和40年代に造られ老朽化が進んでおり、今回の工事でこの既設堰堤(1号・2号)に腹付コンクリート(補強コンクリート)を打設し、堰堤の機能を補強しました。
今回の工事で、春松川下流の一般住宅及び国道224号などの施設を保護し、土石流を安全に海まで流下させる効果が得られます。
自然が豊かな桜島には多くの観光客が訪れます。また、約5,000名の住民の皆様が生活をしておられます。この住民の皆様の生活を守る為にも重要な工事になりますね。(前田)
【桜島ならではの取り組みや苦労はございませんか?】
<噴火>
桜島は活火山のため、いつ噴火・爆発をするか分かりません。
作業中は桜島山頂を常に監視(噴石監視員配置)しながら作業を進めます。
また、火山噴火時に噴火災害等から身を守るため、防塵・防毒マスク、防塵ゴーグル、噴石防護板、避難壕等を常備しています。
冨永監理技術者様も何回も必死に避難壕まで走って逃げたことがあるとお聞きしました。(前田)
(土石流)
桜島の河川は普段は水無し川ですが、火山灰や崩れた土砂が不安定な状態で堆積しているため、少量の降雨でも土石流が発生する危険性があります。
作業中に降雨が予想されるときは、土石流監視員を配置して作業する事もあります。
※各地区で噴火・土石流のガイドライン(作業警戒基準・作業中止基準設定)を設けて作業をしています。
工事期間中は、1~2ケ月に1回程度 噴火と土石流の避難訓練も実施します。
発注者や安全協議会との「情報の共有化」や「緊急時連絡体制確立」を行い、無事故で工事を終わることができると思います。
実は、今回は取材も兼ねて桜島を冨永監理技術者様にご案内していただきました。<観光ではなく仕事です。(笑い!!)
現地では、【ゴーッ】という不気味な音が絶え間なく火口から聞こえてきました。また時折上空高く噴煙を上げて噴火をしておりました。
冨永さん、貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。【桜島は活きている!】ということをあらためて感じました。
その様な現場で、地域住民の皆様の生活を守る為、国土を守る為の工事を、危険と隣り合わせで実施している事を知りました。
また現場の運営にあたっては、危機管理の体制もガイドラインや様々な訓練をとおして対応を実施していらっしゃる事もよく分かりました。
今回の桜島取材(見学)は、皆様がお使いの【現場シリーズの開発責任者/池本】とさせていただきましたが、県外出身の池本は最初から驚きの連続だったようです。
→池本は長州の出身です!!
冨永監理技術者様本当にありがとうございました。今後もますますのご活躍をお祈りいたします。
【番外編!温泉自慢】
かごしまと言えば、温泉も自慢です。!!!
株式会社渡辺組様のグループ会社さんでは、”おもてなしの湯”をキャッチフレーズに
「花の湯」も運営されております。
鹿児島にお越しの際には、ぜひ!お立ち寄り下さい。