第92回 GS木鶏クラブ【読書尚友】

9月7日(土曜日)に行われた92回目の木鶏会から、感想文を紹介します。

前回の投稿が、89回目ということは2ヶ月サボってしまったことになります。(;^_^A
仕事のやり方をさらに工夫して、大事な時間を確保しなければと反省しています。

さて、今回取り上げる感想文は、まもなく2回目の育児休暇の入る女性社員のものです。もともと優秀な社員ですが、子育てによってさらにバージョンアップしている事が良くわかります。親は子によって成長させられるものであることが、良く理解できます。これも”共育ち”ですね。
是非、ご覧ください。

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総リードの後読んだからか、お母さんモードで読んでしまった。読書であれ授乳中の習慣であれ、自分のことを指摘されているようで頭の痛い記事だった。

母歴2年目、育児をしている中で、自分の狭い範囲を出ていないと常々感じる。やっていいこと・悪いこと・子供に体験させたい楽しいことなど、判断基準や思いつくことは自分の経験の範囲内が多い。(子供が小さく行動範囲が狭いからだけかも知れないが。) まだ子供自身で何か行動を起こせる歳ではない今、親の自分の枠を広げねば子供も広がらないなぁと考えさせられた。

本を読む面白さも、良い本も、親がそれを知らなければ子供に伝えることもできない。本に限らず全てがそうだろう。私たちが伝えた楽しさは、息子の子供にも、その先にも伝わっていくのだろう。いつでも好奇心を持ち続け、子供を育てると同時に自分も育てねばと改めて感じた。仕事ではいつも勉強が足りないと心得ているが、私生活でももっと勉強しなければと気合を入れてもらった。将来自分で枠を広げられるようになった息子たちが、新しいことを私に教えてくれるようになったら嬉しい。

ここからは素朴な疑問になるが、記事を読み終えたとき、お父さんどこいった?と思った。「母親との愛情形成が大事」、病院だけではなく通りすがりの知らないおばちゃんからも指導される。もはや耳タコ状態だ。
ここまで母と子の関係性は研究されているのに、なぜお父さんとの愛情形成はあまり語られないのだろう。男性の育休が少しずつ進み、両親が半々で育児に携わるこれからの時代。育児に奮闘してくれるお父さんたちのためにも、母親同様 に研究が進むことを願う。