第141回のGS木鶏クラブから感想文を紹介します。
各グループで毎回、推薦感想文を選択してもらっていますが、その中から2名の感想文を紹介します。
一人目は新卒二年目のエンジニア、もう一人は新卒新入社員のカスタマーサポートです。
いずれも、栗山監督と横田管長の対談からの感想文ですが、「会社を自分ごととして考える」というGSPolicy(経営指針書)で私たちが大事にしている考え方を取り上げています。こういった文化が年々引き継がれていくことを本当に嬉しく思います。
是非、お読みください。
<入社二年目のエンジニアの感想文>
今回の推薦記事は、侍ジャパンの元監督と禅の道を極めた方との対談というあまり見ない組み合わせの記事と、若くして人間国宝となった歌舞伎義太夫の方へのインタビュー記事で、何か1つの事を突き詰めていらっしゃる方たちの考え方や物事の捉え方はとても勉強になりますし、興味を惹かれました。
特に栗山監督が日本代表チームに向けて書いた手紙で、「あなたは日本代表チームの一員ではなく、あなたが日本代表チーム。」という一文を書いたという話から、これは現場サポートでもよく言われている会社の事を自分事として考えることと同じだと感じました。
チームの事を自分とはあまり関係ないことだと考えて行動した場合と、自分事と意識しながら行動した場合とでは、全く違うのだろうと栗山監督の言葉からさらに強く思いました。
10月の致知のテーマである「出会いの人間学」から、人と人との出会いは本当に大事だと私自身も強く感じています。他人の事を知るための方法の一つとして、その人の周りの人を見るとだいたい分かると言われますが、この話も間違ってはいないのだろうと思います。
自身を振り返ってみると、物事に対する考え方や性格、話し方などは今まで深く関わってきた人に影響されている部分が大きいと感じます。家族はもちろんのこと、友人達や学校の先生方などが与えた影響により、私が形作られていると言っても過言ではないと思います。
これからまだまだ沢山の人と様々な形で関わっていくと思います。今後関わっていく人1人1人を大事にしながら、また、私も関わる人に良い影響を与えられるように日々精進していきたいです。
<入社一年目のカスタマーサポートの感想文>
栗山監督と横田さんの対談記事から感想を書きました。
やっぱり野球って良いなぁと改めて感じさせる、貴重なお話でした。
私も横田さんと同じく今回のWBCで、印象に残った場面は村上選手のサヨナラタイムリーです。それまでなかなか打てなかった1本のヒットに、悔しい思いをしていた村上選手が、逆転の場面でチームを決勝に導いたことに今思い出しても、胸が熱くなります。
話は変わりますが、栗山監督の「強い組織というのは、全員がチームの目標を自分の目標だと捉えている」という、チームに対する考え方は現場サポートと非常に似ているなと感じました。「会社を自分ごととして考える」とよく耳にする言葉ですが、改めて自分の中に落とし込んでみると、「どんな考え、行動なんだ?」と自分自身のことが分からず、受け身になっていたなと反省しました。
では私が、カスタマーサポートという役割で、チームに貢献出来ることを考えた結果、「現場サポートの顔になる」ということです。大袈裟に言い過ぎましたが、「初めてで…」と電話をかけてきてくださるお客様が一定数いらっしゃいます。そのお客様にとって、現場サポートの第一印象が、私の対応で決まると思うと身が引き締まる思いです。
電話をかけてきてくださるお客様の不安感・お困りごとを汲み取り、お客様自身が製品を使いこなせるようになる手助けをするサポートになりたいと思っています。そのため、どんなお客様に対しても「困ったらいつでも電話来て欲しい」という気持ちを言葉にして伝えていきたいです。
こうやって文字に起こしてみると、自分が意識づけないといけないこと、すべきことが整理されて、やるぞ!って気持ちになりますね。配属されたばっかりの新入社員だからこそ、新人目線で現場サポートに貢献出来ることはないかと模索し、現場サポートに愛着をもったお客様を1人でも増やせるようなサポートになりたいです。