第114回GS木鶏クラブ【一灯破闇】


7月3日(土曜日)に開催された114回目のGS木鶏会の感想文を紹介します。

仕組みが定着することは大変良いことですが、いつの間にか導入の意図や思いが忘れ去られてしまう場合があります。先般、尊敬する先輩経営者の講演でも、歴史を語り継ぐことの大事さを学びました。

以下の感想文は、初代木鶏委員長が書いたものです。
あの時の苦しい思いがよみがえると同時に、不思議とエネルギーが湧いてきます。
木鶏会も、歴史を語り継ぎながらも、未来志向で継続していこうと思います。

以下の感想文です。是非、ご覧下さい。


「GS(現場サポート)も木鶏も小さな小さな積み重ね」

致知に出会って、人間学を学ぶことで一灯を得、人生の闇を破ったエピソードが紹介されていたが、私自身も、致知に出会って本当に良かったと思う。

社長が個人的に一読者であった10数年前、良い記事を「この記事いいよ。読んでみたら?」と勧められ読んだことはあった。

それから、致知出版社の藤尾社長の講演を聞く機会に恵まれ社内木鶏会のことを知り、GSで業務として取り入れて間もなく10年を迎えようとしているが、木鶏を始めるまでのある1年間だけ、社長から社員へ致知をプレゼントするという期間があった。

それは、創業当時より賞与は出し続けられているが、その時の賞与が満足するような額ではなかったためだ。
物心共に豊かになるという理念の、せめて「心」だけでも豊かになってほしいという社長のせめてもの気持ちであった。

闇とまでは言わないし、お役だちできる会社に少しは成長したと思うが、これまで順風満帆に16年の社歴を積んできたわけではない。
採用、人の定着、制度、仕組みなどなど最初からできていたわけでは全くなく、口論することもあった。
とにかく一言では言い表せないくらい、今の状態が当たり前ではないことを強調したい。

だが、致知をきっかけに一人一人の心にも、会社としても灯りが灯ったように思う。

木鶏会を始めてもはなか続かない。
それどころか始めようとすると、社員の猛反発で始められない等の話を聞く中、GSはみんな積極的に取り組み人間学を学んでいる。

小さな積み重ねだがやがて大きな心の栄養になると信じている。


当日は、お客様大好き委員会で講演をお願いした、大福コンサルタントの福田社長も出席いただきました。
外部の方に参加頂くと、とても刺激があります。、社員も大いに勉強になりました。ありがとうございます。